三菱ミニキャブちゃん、私のデザインではダメですね。

今回、当社に仲間入りしてくれた三菱ミニキャブちゃん。

私が、おかしな発想をしたせいで、デザイナーを困らせていますが、年内には素敵に様変わりしていると思います。

itemu.rakuten,co.jpからお借りしたガンプラの模型写真。

ミニキャブを見るにつけの『カクカク』『パッキン、パッキン』のデザイン、何かに似てるな・・・。

おお、機動戦士ガンダムか!
これは使えるなと。

 

さらには、かつて乗っていたRA63セリカにも、似ているじゃないか・・・!
シャコタンではないけれど。
(画像は、RA63セリカで検索した際に、車高の落とし具合と、シンプルながら美しい方のものを引用させていただきました)

この型式は、初代ダルマセリカ、『私をスキーに連れて行って』のフルタイム4WDセリカ、この型式をベースに名機1G-GEU(6気筒24バルブ2,000㏄)と、5M-GEU(2,800㏄)他搭載して一世風靡したセリカXXの陰に隠れて、しかも奇抜なデザイン過ぎて(アメリカ人には好まれたらしい)、日本ではかなりの不人気車。
ところが、トヨタ自動車がラリーのトヨタとなるべく、サファリラリーで大活躍した兄弟車TA64セリカのベース車両だけあって、幾つかの不満を除いて、とても気持ちよく走る素性の良いクルマでした(チューンはして)。
私も尊敬するAE86全盛時でも、峠ではそう簡単には負けなかった。4輪独立懸架と5ナンバーながらワイドトレッド、そしてボディー剛性の高さが素晴らしかった。そして、何よりもかつてのスーパーカー、カウンタックを意識した思い切ったデザインが、見れば見るほど好きになりました。一般的に変態的なデザインと相手にされませんでしたが。
スープラの先祖でもあるXXは、ゴージャスで格好良いクルマでしたが、ロングノーズ、ロングテール、6気筒によるフロントヘビーな車体は、ストレートではスムーズで力強い走りながら、【峠】では、車体重量、小気味良さの無さから、人気は無かったながら、RA63セリカは良かった。AA63セリカも、1600㏄(4A-G)で非力で、アフターパーツが少ないながらも、下りは安定性が高く、それなりに速く走れた。ボディーも戦車のように丈夫でねじれ剛性が、DR30スカイラインと比較すると、雲泥の差だった。FJ20は非常に気持ちよくふけあがるエンジンでしたが。

そこで、イメージだけ、ガンダムと、RA63セリカの雰囲気にしようと考えたのが、これ↓

写真に落書きしてみましたが、ダメですね。
【オカメインコ】みたい。

とても、ガンダムやセリカをイメージするには程遠い。
これで、街乗りは辛い。
社員も、『恥ずかしくて、乗れない!』ですって。

色使いはガンダムなのですが、ガンダムのバランスは最高にいい事に、改めて気づかされました。

結果、元々デザイナーが考えてくれた、このデザインコンセプトをキープしながら、少しだけ冒険してもらおうと考えております。

楽しみに待っています!