タイル式在来浴室から、ユニットバスに交換されて、12年ほど。
その際に壁付けで取り付けたという【三乾王】が動かなくなったので、現在販売されている後継品に交換しました。
以前に取りついて三乾王は、浴室鏡の真上でした。
この時点で、なぜ以前のリフォーム屋さんは、天井付け一体型の換気乾燥暖房機にしなかったのだろう?
➡おそらくは、既存天井裏の懐寸法が足りずに、壁に別物を取り付けざるを得なかったのだろうと・・・。心配しすぎても、何もできないので、ある程度の想定はしておきつつも、取り外してから考えることに。
えっ!
これは・・・。
ダクト内部に配線を通しているし、かなり窮屈な施工がされている。
さらに、ダクトの固定・気密性の関係からか、ウレタンフォームが充填されている。
その時を想像するに、それまでの換気扇の付いていた穴を枠ごと再利用した為(穴を開けなおして、外壁を復旧しなければならない)、無理に入れ込んだものと思われます。
無理矢理に入れ込んであったため、配管ダクトが曲がっていました。
換気効率が若干落ちていたと思われます。
取り外した電気屋さん、お疲れ様でした。
既存の取付け穴(室内側)
外壁側:本来あるべき箇所に、柱等の構造体が無いことを確認の上、ホルソーで穴を開けなおしました。(屋外用ターミナルBOXの位置が電気配管がずらせる範囲、かつ屋内外機との兼ね合いを考えた場所に)
室内機吊りこみ前の内側壁。
当日中に、換気乾燥暖房機が使えるようにするため、急いで部材を用意し、加工して取付け。
新たな三乾王は、表面パネルがシンプルなデザイン。
これで使えるようになりました。
(このあと、水密性・気密性のために、表面をコーキングします)
外部は、周囲をコーキング処理し、翌日乾いてから塗装して、何とか無事に終了しました。
(ご協力いただいたお客様に、感謝いたします)