新浴室【セレヴィア】お客様目線で(クリナップ)

当社3人でSEREVIA(セレヴィア)の新商品発表会へ。

お湯は入っていませんが、入浴した気分で、浴槽を感じてみました。

同時に、rakuvia(ラクヴィア)も一緒に展示。

188㎝の90㎏と、日本人の標準身長とは、程遠い私も入浴。

UBの浴槽は、どれほど大きくても、私には狭小なので、実は身体が順応しており、もう湯船につかっている気分になりました。
余計な出っ張りが少なく、心地よかったです。

【ヨッコイショッ!】。
設定としては、長時間入りすぎて、少々のぼせ気味の、後期高齢者の気分で、手すりに掴まりながら、お風呂を出るシーンです。
(本来は、お湯が入っているので、人が水に浮く原理で、浮力を利用するので、もう少しラクなはずです)

少々右ひざが痛くて、コンドロイチンのお世話にならなくちゃという設定もプラス。

跨ぐ箇所が、クリナップの特徴で、5㎝ほど低いおかげで、それほどグルコサミンを必要としませんでした。

ちなみに、以前のアクリアバスは、さらに下がっていましたが、今回は、浴槽の底面が洗い場とほぼ同じ高さの為、以前よりも『楽』だった感じがします。

左足も、走り高跳びのベリーロール時に、引っかかってしまいがちですが、こちらも難なくクリア。

何より良かったのは、手すりが頑強に固定されていて、さらに、グリップ形状が握りやすかった点です。これは、アクリアの正常進化ですね。

身長160センチの妻も、楽そうでした。

上からはめるのが、引っかかりがシッカリしているので、とてもやりやすい。

『ショールームレディーが、エプロンの開閉が楽なんです』と、いいわ終わる前に、既に分解して、『えっ、何か言いました?』の顔。

そして、中央から下部を全体的に押しただけで、『カチッ』と据え付け完了です。

掃除好きな奥様方、メンテ時に先ずは中を開けて見なければならない私達には、とてもやさしい作り込みです。これまでのUBのなかで、一番簡単だったと思います。

ちなみに、エプロン内部は、洗い場からの排水が入ると、汚くなってしまい、奥様方の気持ちをげんなりさせる箇所。

ご覧のように、パネルで止めてあり、ポップアップ水栓の交換時くらいまでは、開閉しなくて済みそう。

ゴリラが、芋を洗っているシーンではありません。

髪の毛や汚れが詰まりやすい、洗い場の排水溝の仕組みを確認しています。
これも、アクリア譲りで、問題なし。

天井の乾爽除湿ファンは、クリナップだけの新商品らしく、素早く乾き、電気代が安くなるそうです。

これまでは、6時間8分だったところ、4時間41分と1.5時間程度短縮され、1回使用当たり、84円、年間で21,880円低減できるそうです。

さらに、温度も上昇しにくいため、衣類の傷みや縮みも軽減できると。
※2024年5月受注開始予定です。

これは、賛否両論あると思いますが、これまでは、浴槽の上にランドリーパイプがあり、少々危なっかしい体勢で洗濯物を干されていると思いますが、
この、【乾動!優レールハンガー】をオプションで付ければ、洗い場で干して、奥に押し込めば良いだけ。洗濯物同士を離して干したいときには、好きな位置に簡単にずらせます。
干すものにもよるようですが、4人分の洗濯物が一気に干せるそうです。

とってもクリンテーブルは、一般のものよりも高い位置に取りつけられるため、身長183センチの息子でも、足元が入りました。

奥のシャンプー・ボディーソープ入れは、下が空いていて、水切れが良いため、容器のヌルヌル感は少なくなりそう。
これも、すべて分解できて、掃除が楽そうです。

左上にさりげなくメッキ製のボディータオル掛け:マグネットで付いています。(新構造のサンドイッチパネルはアクリアよりも、11㎜スリム化しつつも、断熱性能は同じ。それをスチールで裏表、囲っていて、表面のシートが貼ってあるため、マグネット類がどこでも取り付けられるそうです。

洗い場の床の立ち上がりが無くなったのが、少し気がかり。ユニットバスからの水漏れが心配。(特に2階にUBがある家が増えたし、今回の新商品は、マンション対応もしやすくなっていて、スラブ面から197㎜の高さに靴ずりと、低床型も。つまり、漏ったら下階へ影響がでるので)
さらには、パネル同士のジョイント部、パネルと浴槽のジョイント部に、カビ菌の根が生えにくいように、コーキング納めではなく、このような【まるごとクリンパッキン】で対応されています。ただし、2016年6月16日のクリナップNEWSによれば、既に先代のアクリアバスで採用していて、7年半ほど経過していますが、我々には、このクリンパッキンによる漏水の声は、お客様方からは聞こえてきていない。
時間が経過しているので、大丈夫だと思われます。

クリンパッキンの横断面。
くさび形状の羽根が両側に、2~3枚あり、取れにくい構造。

クリンパッキン、裏側から(挿入時に、奥に入るのが、写真のこちら側。

私が子供時代なら、こういう外せそうで外しにくいものがあれば、『何とかして外してみよう』という思考回路だったため、そういうお子さんが居るご家庭では心配な気がします。(滅多にいないでしょうが)

色々と検証、聞いている間に、
【シルクベールシャワー】の体感を忘れていまいました。

3種類の水流を組み合わせた独自構造で、シルクのような肌触りと機能性を兼ね備えたシャワーヘッドらしいです。

一番小さいウルトラファインバブルの直径は1μⅿ未満と、毛髪(80μⅿ)、毛穴(100μⅿ~300μⅿ)と比較すると、かなり小さく、皮脂汚れを落としてくれるそうです。ウルトラファインバブルだけで、最大約4,820万個/mlが発生するそうです。
泡の数だけでみると、先日もシャワーヘッドを交換してユニットバス施工したミラブルよりも多いことになります。ただ、ミラブルの特許トルネードミスト方式とは違うでしょうから、今後のお客様のご意見を聞きたいところです。

シルクベールシャワーヘッドの3種類の水流が出る部分。
非常に軽くて、疲れなそうです。

断熱浴室壁パネルの表面側の下地に、スチールパネルをサンドイッチしてあるので、こうした小物類は、マグネット付きなので、どこにでも、取り付け可能です。

こんな感じに。
これは、濡らしたくないタオル、ヘアバンド等、掛けておきたいときに便利そうです。

小物入れ等もオプションで選べます。