一見、何の変哲もない塗装すればキレイになりそうな屋根ですが、
以前に工事されたという棟板金を、お客様が少し心配されていたので一応確認。
確かに、板金が少し浮いています。
下地の貫(木材)が、浮いているような感じです。
板金をすべて、丁寧に取り外してみたところ、
貫の一部がだいぶダメージを受けています。
要は、【ぬか釘】状態だったので、木材を一部交換することに。
撤去した箇所に、丈夫な木材で取付け。
元の釘穴は、コーキングをたっぷり注入したうえで、
釘で止めていたコロニアル屋根材・その下地ルーフィングが頼りなかったので、雨仕舞いを考慮して、ルーフィングを葺いてから。
屋根の塗装が、完了する前(チェックの上、手直し)です。
屋根材も、板金も、そのまま再使用しましたが、綺麗に納まりました。
ここ最近、鉄製材料も、15%ほど値上がったし、お客様のお財布には優しかったかなと考えております。